在宅看護と医ケア

『経鼻エアウェイ』が抜けない!テープの固定方法/貼り方【図解付き】

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raru
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この記事は、経鼻エアウェイを使用している赤ちゃんのいる方向けです。
頻繁に抜けて困っている方へ、実体験から考えた抜けにくい方法を紹介します。

経鼻エアウェイ。

大変ですよね、入れる時は見ているだけで辛いです、痛いです、絶対!!
なので、出来るだけ何度も抜いたり挿管したりしたくないですよね。

ここでは実際に娘に挿管していた経験から発見した、抜けにくい、外れにくいテープの固定方法や貼り方を紹介したいと思います。

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度々抜けてしまう「経鼻エアウェイ」

今はもう使用していないのですが、娘うまみが「経鼻エアウェイ」を使用していた時の話を紹介します。

うまみは「コーケン  経鼻エアウェイ(カーブタイプ) 内3.5mm 外5.0mm」を使用していました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

さて、この「経鼻エアウェイ」ですが、意図せず抜けてしまう事がありまして・・・

うまみが自分で鼻をこすった時に、テープの固定が取れて経鼻エアウェイが抜けてしまったり、私がテープ交換をするときにうまみが暴れてしまってズルっと経鼻エアウェイが抜けてしまったり。

raru
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経鼻エアウェイが詰まって抜く事もありますが、うちの場合は鬼のように吸引していたので、それはほとんどなかったです。

入院していた時は「気管用チューブ」を代用していたのですが、あまりにもテーピング(テープの固定/貼り方)が大変で、見た目も大袈裟で目立つのもありまして、テーピングが楽で挿管がしやすい鼻用に作られた「経鼻エアウェイ」に変更したんですね。

在宅看護中はこの「経鼻エアウェイ」を使用していたのですが、抜けてしまうと自分で再挿管することになります。

我が家は、退院してすぐのころは週に4回「訪問看護」の方が来てくれていたので、本当に助かりました。
ただ、訪問時間が決まっているので、タイミングよく経鼻エアウェイが抜けたときに重なることはほとんどありませんでした。

ですので、経鼻エアウェイが抜けてしまって、私一人で挿管が出来ない時は、初めは一人で挿管することに自信がなかったのもあり、訪問看護の方に電話して来てもらっていました。

来てもらってから、一緒に経鼻エアウェイを挿管するという感じでした。
看護師さんに抑えてもらって、私が挿管することが多かったです。

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試行錯誤の連続・・・経鼻エアウェイのテープ固定方法/貼り方

この経鼻エアウェイの固定に使用する「固定テープ」ですが、入院中は病院支給の「固定テープ」を使用していました。以下になります。

入院時使用していた「3M マルチポア」

こちらと同じ、茶色くて粘着性の高い「3M マルチポア」です。病院用?っぽいのを支給されました。

↑これ、かなりガッツリ貼れるので、これを横一本にべたっと貼っていました。
このテープは病院から支給されるので、基本的に無料(費用負担なし)です。

ただ、難点が・・・

【 3M マルチポア 1本のみのデメリット】
●かぶれやすい
● 徐々にエアウェイ(鼻の穴の横のテープ)が浮いてくる
● 粘着力がすごいので、テープだけ交換したいときなど、はがす時にもたもたしてエアウェイごとくっついてとれる

これにはかなり困ってしまい、他のテープを色々購入しては試していました。

試行錯誤の末たどり着いた「ニチバン ソフポア」

かなりたくさんのテープを試しました。
おそらく10種類以上はやってみたと思います。

シリコンテープもやってみましたが、粘着力が弱くて、お風呂に入るとすぐ取れます・・・。
肌には優しいんですが、粘着力も必要なんですよね。

そして結果的に、今も経管栄養のテーピングにも使用している、こちらのテープに決めました!!

【ニチバン よく伸びるばんそうこう ソフポア 25mm×3m】

これはもう何回リピートしたかわからないぐらいです。
本当に優秀で、これよりいいテープなんてあるのか?と思う程です。
テープ探しに明け暮れている方は、ぜひ一度お試しください。

まず、かぶれにくいです!
でも粘着力はそこそこあって、専用の剥がし液(後で紹介します)を使えばきれいに剥がすことができます!!

薄くて、丈夫なのもお気に入りポイントです。
あとは、剝離紙がついているので、ご自身の体力がある時に、まとめてお好みのサイズにカットしておくことができます。

raru
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育児中はなかなかまとまった時間が取れないので、子供が寝ている間にまとめて切っておくと便利ですよ。

薄くて重ね貼りしてもくっつく&汚くなりにくいので、何度も全体を張り替えなくていいように、私は各パーツごとにカットして合わせ技で使用していました。

そうすると、よくはがれやすい場所のパーツだけ別にできるので、そこだけ浮いてきたらペリッと剥がして、新しいパーツのテープを貼ることができます。

これ、本当に画期的でした。
病院では1枚で固定していたので、先入観からそうするものだと思っていました。

ただ、色んな形のテープをカットするのが少々手間ですが、私の少しの手間で娘が痛い思いをする回数が減るなら、これぐらいどうってことないです。

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公開!!経鼻エアウェイのテープ固定方法・貼り方の最終形態

その貼り方の最終形態がこちら↓(大袈裟(笑))

まず、「コーケンの経鼻エアウェイ」2本入りですが、ちょっとお高いので、気が引けますがビローンと長い鼻の上の部分を短くカットします。
テープで固定する箇所を残さないといけないので、切りすぎに注意!!

※切りすぎると、鼻の穴に抜け落ちてしまう事もあるそうですので、切る際はご注意ください。

あと、カット部分が鼻にあたって傷つくのを防ぐため、病院で支給される「アルケア シルキーポア」を使用してぐるぐるっと巻き、肌にあたる部分をソフトに加工していました。

あとはイラストの手順で、4パーツに分けてカットしたテープを順番に貼っていきます。

はがれにくくするために、すべてのテープの角を丸く切り落としてください。
あと、③の目頭付近は、顔のカーブがあるので、切れ込みをイラストのように入れると綺麗に貼れますし、はがれにくいです。

①と②も、④側のみ小鼻の横に小さく切れ目を入れると、しっかり凹凸にフィットします。

④は左の鼻の穴に経鼻エアウェイを入れる時は左に。
右に入れる時は右に貼ってください。

どうしても、経鼻エアウェイが入っている鼻の穴の横って浮いてきやすいんですよね・・・

なので縦貼りでそれを阻止します。
ここはよく取れるので、一番上に貼ってください。交換が楽になります。

番外編:キズパワーパッド

それでもかぶれが気になる方・経鼻エアウェイのカット部分が当たるのが気になる方は 、「キズパワーパッド」を下にかませて使用してみてください。

「ジャンボサイズ」なら、使用したいサイズにカットできるのでおすすめです。

うまみの場合、はじめは「ジャンボサイズ」を使用していましたが、私の指サイズの「水仕事用」を使用してみたところ、ちょうどいい大きさだったので、この1枚を3つにカットして(角はまるめる)、1枚はちょうど経鼻エアウェイをカットして鼻にあたるところの下に、残り二枚はかぶれがきになるイラストの①のテープのほっぺの下に貼っていました。

これは個人差もあるので、キズパワーパッドが合わない子もいるので、注意してください。

病院でも似たようなテープを使用したことがあるのですが、こちらは結構お値段が高い(もちろん支給対象外)ので、看護師さんから「キズパワーパッド」で代用したらいいとすすめられて使用していました。

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剥がし液 「3M キャビロン 皮膚用リムーバー 30ml」

剥がし液は、こちらの「3M キャビロン 皮膚用リムーバー 30ml」を使用しています。
もちろん、経管栄養用のテープも同じく、こちらの剥がし液を使用しています。
こちらの剥がし液も優秀すぎて、他のものを使用する気になれません

うまみ
うまみ

価格もリーズナブル!!

こちらのリムーバーのいいところは、きれいに剥がせて、はがした後べたつかないので、すぐにその上からテープが貼れるところです。

さらっとした水っぽい液なので、直接付けるより、一旦小さくむしった脱脂綿などに付けてから使用するといいです。
そうすると、液だれで目に入ったりするのを防げます。

以前は別の個包装タイプのリムーバーを使用していたのですが、油っぽいというか、すごくベタベタするものが多くて、使用後に清浄綿とかで拭くんですが、はじくというか・・・

テープ自体はきれいに剥がせるんですが、リムーバーのベタベタ・ぬるぬるがひどくて、そのベタベタをふき取らないと、テープが貼れないのでどうしてもモタモタ時間がかかってしまって・・・。

raru
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そうしている間にうまみが暴れまくって、結果エアウェイが抜けてしまうという大惨事が度々発生していました。

また、個包装タイプは、はがす対象面積が広い場合や、全部取っちゃう場合はお肌にも優しいしいいんですが、鼻の横ちょこっとだけとかがあったので、好きな量だけ調整して使用できる「3M キャビロン 皮膚用リムーバー 30ml」はめちゃくちゃ使い勝手が良かったし、経済的でした!

ちなみに個包装タイプはこちらの「アルケア プロケアーリムーバー」を使用していました。
結構コスパはよくないですが、香りは柑橘系で癒されます。
購入したし勿体ないので、経鼻エアウェイを挿管し直す場合(詰まったり)はこちらで丁寧に剥がし、お風呂でキレイにしてから挿管し直していました。

と、まぁこんな具合で私の「経鼻エアウェイのテープ固定方法/貼り方」が完成しました。

この貼り方に変えてから、エアウェイが誤って抜けることもなく、貼り換えも楽にできるようになりました。

番外編:アルケア リモイスクレンズ

番外編になりますが、この「アルケア リモイスクレンズ」も感動の逸品だったので、紹介しておきます。

こちら、経鼻エアウェイや経管栄養チューブ交換で、顔をきれいにする際に使用するととってもいいです!!
こちらもいつもお世話になっている訪問看護師さんに教えていただきました。

皮膚の皮脂膜を残してしっかり洗浄する皮膚保湿・清浄クリームで、このクリームを綺麗にしたいところにくるくるなじませて、汚れを浮き上がらせたら、拭き取るだけで皮膚を清潔に保てます!

raru
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こちらの「アルケア リモイスクレンズ」はただ洗浄するだけでなく、潤いも与えてくれるのでかぶれてお肌が痛んでいる場合はおすすめです。

先程紹介した「アルケア プロケアーリムーバー」の後に使用したりもしていました。

さっぱりとした使用感なので、拭き取り直後にテープ を貼ることも可能です!
うっすらベールに包まれた感じになるので、私は念のため、清浄綿でふき取り、ガーゼ等でしっかり水分をふき取ってからテープを貼っていました。

うまみ
うまみ

おむつかぶれの時にもいいからおすすめだよ。

ここにたどり着くまで、本当にいろんな方のブログやらサイトやら見まくって、試行錯誤しました。

自分なりに考えだしたこの「経鼻エアウェイのテープ固定方法/貼り方 最終形態」で、すこしでも楽に在宅看護ができる人が増えたらいいなと思い、紹介させていただきました。

是非参考にしてみてくださいね!

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