在宅看護と医ケア

経管栄養(鼻チューブ):経管栄養セットからシリンジ(注射器)へ!

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昔は経管栄養セットでの注入だった

うちの娘うまみは、産まれてから現在1歳半までずっと経管栄養(鼻チューブ)のお世話になっています。

1歳を過ぎるまでは、ずっと経管栄養セット(ボトルを吊り下げるタイプ)で注入していました。

病院からの支給品の事など、詳しくは以下の記事に書いていますので、興味のある方はこちらも是非どうぞ。

経管栄養卒業を目指し、離乳食開始から日々奮闘する

鼻チューブは本当に大変で、挿管するのもギャン泣きなので入れられる側はもちろんのこと、入れる側も大仕事です。(毎回脇汗半端ないです)

毎度の注入も慣れてはきたものの、経管栄養セット(ボトルを吊り下げるタイプ)は洗ったり消毒も大変で、大きいし面倒

何より、鼻チューブって、外出先で二度見されるので…慣れたけど…なんか辛い。

というわけで、なんとかこの経管栄養(鼻チューブ)が取りたいと思い、離乳食が始まってからは、めちゃくちゃ訓練?して、専門の先生(言語聴覚士ST)や摂食嚥下リハビリテーションの先生などにも協力してもらい、なんとかある程度食べられるまでに、うまみは成長しました。(ほんと、きついですが根気強くやるのがポイントです。)

口からのミルクはほぼゼロから、月齢並みに食べられるようになるまでにやった事は、こちらの記事に書いています!(長いので前編後編に分かれてます)

なにはともあれ、食べられるようにはなったのですが、飲む方がなかなかうまく進まず、脱水も怖いので経管栄養(鼻チューブ)は卒業できず、ここからお茶などの水分補給をしたり、ミルクを注入したりしていました。

経管栄養セットでの注入が困難になる

そして…生後1年を超えたあたりから…めちゃくちゃよく動く様になったんですよね。
うまみちゃん。

ちなみにこの時、我が家では、経管栄養セット(ボトルを吊り下げるタイプ)を使用して、注入時は「ポールハンガー」を使用していました。
詳しくはこちらの記事です。ちらっと今回の記事と被る箇所もあります(汗)

そして、この経管栄養セットでの注入中は、チューブを引っ張るわ、暴れるわ
挙句の果てには、経管栄養セットのチューブ部分を掴んで、勢いよくぶん投げて、うまい事栄養セットのボトルがフックから外れて…

ボトルごと…ミルクが宙を舞う姿をはじめて見ましたね…。

その後の事は、モロモロご想像にお任せしますが、大惨事であったのは間違いないです。

まぁそんなこんなで、病院で先生に相談したところ、

経管栄養セットじゃなくても、別の手段で注入ができるとの事。

え・・・・?ソレ、早く言ってよ。

でかい!シリンジ(注射器)30mlの登場

1歳1か月ぐらいだったかな…?

今までの「経管栄養セット」をやめて、次回からは大きめのシリンジ(注射器)で、直接ミルクを注入することができるそうで、早速そちらをいただいて帰ることにしました。

月一で支給されていた物品の内容が変更になりました。

【従来】
・ジェイフィード イリゲーター(注入用のボトル) 2つ
・ジェイフィード 栄養セット 4本
・鼻チューブ(栄養カテーテル)2つ
・シリンジ(注射器っぽいの) 5本
・必要に応じて固定用テープ(アルケア シルキーポア)1巻

【現在】
・シリンジ30ml 15本★
・鼻チューブ(栄養カテーテル)2つ
・シリンジ(注射器っぽいの) 5本
・必要に応じて固定用テープ(アルケア シルキーポア)1巻

★このシリンジ30mlは確か、30本ぐらいまでいけると言ってた気がしますが、私の場合はなんだか勿体ないな…と思い、2日で1回交換する感じで、1か月15本でいいかなと。
(無料なんですけどね、大切な国民の税金ですので…)

そもそも、小さいシリンジ(5ml)ですら、1週間以上使用してますからね。
まぁ、大丈夫でしょうと。

そんでまた、この30mlがでかいのなんの。

今は慣れてきましたが、初めはびっくりしましたね。
こんなでかいシリンジがあるのかと(笑)
いつも5mlの小さいのを見ているので、余計に大きく感じました。

看護師さんがもっと大きい50mlも持ってきてくれたのですが、さすがにデカ過ぎたので、30mlだけいただいて帰りました。
もはや私の手に負える代物ではなさそうなオーラが…。

50mlは大きいから、一気に50ml入れられるので楽な反面、注入時にめちゃくちゃ力がいるそうです。(この時に私にはそんな力は残されていなかったので、できれば省エネタイプな30mlで確定)

30mlとはいえ、35mlまで目盛りはあります。

シリンジ(注射器)30mlに変更して、変わった事

メリット①大荷物からの解放

シリンジ注入になってからは、外出時に、あの大荷物(経管栄養セット一式)を持ち歩かなくてよくなったのが、まず一番嬉しい事ですね!

ちょっと長時間になる外出時は常に、経管栄養セットにミルクに哺乳瓶にフックに…と念のため毎回持参していたので、それがシリンジ30mlのおかげで一気に楽になりました。(特に病院などは待ち時間がわからないので…念のため常備)

メリット②いつでもどこでも気軽に注入

なんかの通販みたいですね。

本当に、いつでもどこでも手軽になりました!
うまみはよく動くので、追いかけまわしながらにはなりますが、経管栄養セットだとポールハンガーを持って追いかけまわすわけにもいかないので…。

シリンジなら、重くない&身軽なので、追いかけまわしながら注入も可能です。
とても楽になりました。

メリット③こまめな水分補給が可能

あと洗うのも注入するのも簡単なので、食間など、こまめに水分補給してあげられるようになりました。

ちょっと便秘気味だなとかいう時は、水分足りてないかな…と思うので、食間にちょこっとお茶を注入したりなど、簡単に行えます。

デメリット①鼻チューブがちぎれる

これはびっくりしました!

鼻チューブの先に、黄色い蓋つきの、シリンジを接続する部分があると思うんですが、その黄色いプラスチックと、鼻チューブとの境目が切れるんです。
(訪問看護の方に聞いたら「あるある」らしいです)

「ちぎれる」というのかな?
おそらく、この鼻チューブから1日に3~5回(100~150ml程度/1回)ミルクやお茶を注入するときに、うまみが動いてよじれたりで、捻りが加わってもろくなるんだと思います。

そこそこ時間がかかりますからね…。
もたもたしてしまうからですかね…。

そこで、対策として、そのちぎれる部分(黄色いプラスチックとチューブの境目)をテープでグルグルと3巻きして、補強しています。

補強してからはちぎれることはなくなり、快適に過ごせています。
補強前は、1週間ぐらいしかもたなかったです…。(通常鼻チューブは2週間に一回交換)

良くちぎれてしま方は、ぜひお試しください。

ちなみにテープは病院支給品の「アルケア シルキーポア」です。

デメリット②筋肉痛になる

前にも書いたように、結構押すのに力が要ります・・・慣れますが。
50mlにしなくて本当に良かった。(笑)

最近は、腕の筋肉、手の指や手の甲の筋力が、成長したように感じています・・・。

私は30mlが限界のように思っていますが、看護師さんが言うには、もう一段階太い鼻チューブだとそんなに力を入れなくても注入できるようになるそうなので、その場合は50mlの方が楽みたいです。

以上、うまみが経管栄養(鼻チューブ)で、経管栄養セットからシリンジ(注射器)へ変更した話でした。

もし、子どもが大きくなって動き回ったりで、経管栄養セットでの注入が厳しくなったなと感じる方は、一回病院で相談してみるといいと思います。

実際、病院の先生は病気専門というか、経過を見るのがメインの業務なので、そういう備品の事や注入のことに詳しくない場合が多いです。

まずは、受付の看護師さんや、いつも備品を用意してくれる看護師さんがいれば、看護師さんに相談した方が早い場合もあります。

伝え方がわからない場合は、ハッキリと

「今までの経管栄養セットでの注入が困難になったので、大きいシリンジで注入したいんですけど。」

と言ってみると、いいかもしれません。

子どもと看護する人(ママ)が楽なのが一番ですよ。
遠慮せず、ガンガン言いましょう。
私は、初めのころは遠慮して言えなかったのですが、案外病院側も気にしていないことがわかり、最近ではとりあえず言ってみようと思うようになりました。

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