うまも(男)の記

はじめての妊娠~クアトロテストからの決意~①

うまも(男)の記
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全ては姑からの、この一言で始まった

耳を疑いましたよ。

まさか、妊娠で喜んでいる私へこんな事を言われようとは…。

夫は長男で、初孫となるわけで、きっとみんな喜んでくれるものと思っていたので、衝撃的でした。
きっとこの出来事は一生忘れることができないでしょう…。

この時、私は30歳。
今思えば、全く30歳なんて高齢出産とは思いませんが。(個人的にはですよ)

昔の人からしたら、遅い出産なんでしょう。

歳をとるとどんどん思い出は色褪せていくので、思い出せるうちに記録として残していきます。(すでに8年前ぐらいの出来事になるんですがね…)

辛かったですね。本当に。
今、思い出しても泣きそうです。というか、既にウルウルきます。
その時は気丈に振舞っていましたが、家に帰ってからしばらく泣きました。

夫には話しませんでした。
言えば、きっと義母を責めるでしょう。
そして、もめて、空気が悪くなって、なんとなくずっとシコリが残る気がしました。
「言えばいいのに!」という方もいるでしょうが、 私は、自分の中でこの出来事を収めようと思いました。

※未だに、夫には話していませんし、今後話すこともないと思います。

ひとりで色んな事を考えました。
そして、考えれば考えるほど、どんどん不安になって…。
ネットで検索しまくりました。

歳をとればとるほど、赤ちゃんの障害リスクが高まること。

羊水検査はリスクをともなうこと。

もし、検査結果が悪い場合、障害を受け入れて出産するかしないか。
この問題については、本当に賛否両論で。
いろんな方のブログを読み漁りましたが、受け入れて、出産し、たくましく育てているお母さん。
色々考えた結果、泣く泣く、諦めたお母さん。
様々でした。

自分だったらどうするだろう…。どうしたらいいのだろう…。

考えて考えて…結局結論は出ないまま、次回の検診を迎えることになりました。

診察室で泣き崩れる

ついに、検診の日がきました。
私は診察が終わりかけたとき、先生にこう切り出しました。

「あの…羊水検査を考えているんですが…」

すると、先生の表情が明らかに変わりました。

「それは、羊水検査をして、結果が良くなければ、赤ちゃんをおろすつもりだという事ですか?
貴女に、赤ちゃんを産む覚悟がないなら、他の病院を紹介しますよ。
うちの病院は、おろすことを前提に考えていないですから。産むための産科です。」

先生の言葉を聞いて、一気に、我慢していた涙が溢れてしまいました…。
言葉自体が、厳しいものだったという事もあるけど、それより、ハッとして。
この子をおろす可能性を口にした、自分に後悔しました。
お腹の中の赤ちゃんに、申し訳なくて、姑から言われた言葉が辛くて、もう何で泣いているのかわからなくなって。

落ち着きを取り戻し、先生に全てを正直に話しました。
姑から言われたこと。色々調べたら不安になって、どうしたらいいかわからなくなったこと。全て。

すると、先生は穏やかな表情でこう言いました。

「貴女はまだ、30歳でしょう?羊水検査の前に、クアトロテストをやってみますか?
貴女も調べたならわかっているとは思うけど、羊水検査はリスクがあるんですよ。
針をおなかに刺して、羊水を取り出して検査するんです。
だから、障害ではない赤ちゃんを傷つけてしまったり、失ってしまうこともあるんです。

その点、クアトロテストは採血だけで検査ができるから、赤ちゃんへの危険性がないんです。
ただ、検査結果は100%ではなく、あくまでも可能性を確率で表すテストです。
そこでもし、障害の確立が高いなら、その時にもう一度羊水検査を考えたらいかがですか?」

先生がちゃんと説明をしてくれて、本当に話してよかったと思いました。
そして、私は先生の言う通り、クアトロテストを受けることを決めました。

クアトロテストを受けた

クアトロテストを受けるまで、不安で眠れない日が続きましたが、実際クアトロテストは、本当に採血だけで(疑っていたわけではありません)、あっという間に終わってしまいました。

「え?もう終わり?」

といった感じでした。普通に採血だけですからね。

それよりも、終わった後、結果を待っている時間がとても長く感じました。

※姑にはクアトロテストを受けることは話しませんでした。また何を言われるかわからないので。
夫には話しましたが、姑のことは言っていません。

【メモ】
クアトロテストの費用は30,000円ぐらいでした。相場は25,000円~35,000円ぐらいみたいです。
結果がでるまで大体1週間ぐらいでした。

クアトロテストの結果

【改めてクアトロテストとは?】
母体から採血した血液中の4つの成分を測定して、年齢などを考慮し、赤ちゃんがダウン症候群、18トリソミー、開放性神経管奇形である確率を算出するスクリーニング検査です。

検査結果の算出された確率と、基準となる確率(カットオフ値)(←年齢に応じて決まっています。)を比較して、カットオフ値より高い場合はスクリーニング陽性、低い場合はスクリーニング陰性と言われるようです。

ただ、あくまでも確率の話なので、カットオフ値より低い確率であっても、対象疾患の赤ちゃんが絶対に産まれないというわけではありません。
当然、カットオフ値より高い確率であったとしても必ず対象疾患であるということでもありません。
目安程度という事でしょうか。

結果、カットオフ値(基準となる確率)より低かったです!

先生から結果を聞いたときは、本当にほっとしました。
先程書いたように100%の結果ではないのですが、(これは先生にも念押しされました…)とにかく安心しました。

結果を聞く前から、「もし、カットオフ値より低かったら、羊水検査はしない=産む」と夫とも決めていたので、若干の不安要素は残りましたが、この時、ようやく覚悟が決まりました。

もし、生まれてきた子に障害があったとしても、それはそれで仕方がない事。
その時は精一杯、育てよう。

そう心に決めた瞬間でした。

そして、一瞬でもおろす可能性を考えた事を、懺悔しました。

そして、私本体とお腹はどんどん大きくなり、気が付くと9カ月ぐらいで体重が+17kgになっていました…。
初めての妊婦生活はつわりもなかったので、デニッシュパンが美味しくてたまらなく、欲望のままに生活していたらこうなりました。

しかし、この後、再び悲劇が私を襲ったのでした…。

つづく。

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