うまも(男)の記

はじめての陣痛~未知の痛みとの遭遇~③

うまも(男)の記
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正期産になってからの内診が痛すぎる件

結局、臨月を前にして1か月の入院をした私ですが…。
その後、順調に胎児も大きくなっていき、張りはあるものの産前産後休暇をいただけることになり、自宅で仕事をしながら家事をしながら、赤ちゃんの誕生を待つばかりでした。

しかし・・・

こない!陣痛が全く来ない!!

長期間、ウテメリン(張り止めの薬)を服用しすぎたのか!?

先生からも「張り止め飲むのやめたら、すぐ産まれるかもね。」なんて言われていたので、今か今か、いつくるかと待ち構えていたのですが…。

結局なかなかこないので、正期産になってからの内診で、先生が…

「ちょっと出やすくするよー。帰ったら陣痛来るかもね~。」

なんて言いながら、カーテンで隠されて見えない私の入り口を…ぐいぐい!!!

「え…いててててててててて!!!!」

何という事だ。
本気で痛すぎる…先生は「刺激しておいた」というのですが…
にしても「こっちは妊婦やぞー!痛いやろがー!怒」という気持ちでいっぱいでした。

その後、帰宅するも、結局出ず。

今の時代(8年前ですが)、赤ちゃんは予定日までに産むように推進?しているようで、先生からも

「赤ちゃんが育ちすぎると、母体に影響があるからね~。
産むのしんどいでしょう?だから、正期産になったらいつでも産んでいいんですよ。」

と、言われていました。

にしても。にしても。痛すぎるやろ…。

突然やってきた陣痛

結局2度目の先生の洗礼(ぐいぐい)を受けることになり、その日の晩…

「あれ?なんかお腹が痛い気がする…」

そう思いながら、もし、陣痛だったら…と思いながら、出産経験者から教えてもらった通りにさっさと入浴を済ませた。(産後はすぐにお風呂に入れないから、陣痛かも!と思ったら念のためお風呂に入っておいた方がいいらしい)

しかし、「痛いかもしれない」という程度で、なかなか想像していた痛みが来ない…。

経験者に「前駆陣痛の時もあるから」と言われていたので、それかな?ぐらいに思っていました。

【前駆陣痛】
分娩につながらない陣痛のような痛み のことで、 子宮の筋肉が収縮することで起こるそうです。
本陣痛(本当の陣痛)の練習みたいなもんです。痛みはさほどきつくないです。生理痛に似ているようです。

そして、その後も普通に生活し、さて寝るぞ。というとき…

「・・・・・・・・・・・くっ・・・・・。」

なんか、痛い。
もしかして…これは…
そう思いながら時計を見ると「22時」。
どうしよう…幸い主人は仕事から帰ってきているけど…
もう少し様子を見よう…

そう思っていたのもつかの間。

「あっ・・・・ふぅっく・・・」

痛い。やはり痛い。生理痛のひどいのみたいな痛みが私を襲う…。

絶対これ、陣痛だ!
定期的に痛みの波がやってくる。

主人に「多分、きた。」そう告げて、いそいそと入院準備をし(とはいえ、いつ来てもいいように準備していた)、急いで病院へ。

病院は家から15分ほどのところにあるのですが、病院についたときには車いすを用意してもらわないと歩けない程の痛みになっていました。

あぁ・・・もうだめだ・・・痛い・・・痛い・・・・痛いーーーーー!!!

そのまま、陣痛室へ通されたが、時間も遅かったためか、看護師さんが少ない…。
看護師さんが腰のあたりをさすってくれました。
しかし、看護師さんも忙しかったのでしょう。

看護師「私また来ますから、それまで陣痛が来たら奥さんの腰のあたりを強めにさすってあげててください。」

主人「え!?は…はい!!」

不安・・・とにかく不安・・・。

看護師さん、早く帰ってきて・・・。
そう願いながら、主人には陣痛と陣痛との間隔をはかって、メモしてもらうことにしました。
(当時、私は陣痛アプリの存在を知らなかったので普通にメモ)

その感覚はどんどん縮まり、痛みもどんどん増していきました。

「あっくぅ・・・・ふはぁ・・・・ぬん・・・・ふぅ・・・・」

痛い、痛い、もはや痛いとしか考えられない。

痛みに悶絶する私を見て、主人が慌てふためきながら腰あたりを優しくさすってくれる…

「ちょっと!そうちゃうやん!

夫「ごっ・・・ごめん!こう!?どう!?こんな感じ!?」

「っちぇーーーー!!!(謎)ちゃうわ! ダメ!全然違う!」

主人「えっ…えっ…!?」

私「看護師さん言うたやん!ちゃうやん!ちゃうやん!!ちゃうっ・・・くぅ・・・・んふー!!!

主人「ちょ!待って!えっと・・・メモメモ!7分間隔ぐらいになって・・・・」

私「 はぁーーーーーーーーーっ!?そんなんどーでもええねん!

完全な八つ当たりですね・・・。

もう、陣痛の痛みがひどすぎて、人格すら変貌してしまいました。
自分がメモ頼んだくせに…本当にひどい。
今思えば、主人も初めてのことでどうしていいのかわからなかったのでしょう。
強くさすれと言われても、尋常でなく痛がる妻の腰にグイグイするのには抵抗があったのでしょう。

そこへ看護師さん登場。

看護師「えっ!えっと…お母さん!今分娩室空いてるから、移動しましょう!ね!」

猛獣を扱うかのように、看護師さんが私をなだめ、そして分娩室に連行されました。
きっと二人の不穏な空気を察知したのでしょう。
気を使わせてしまって申し訳ないです・・・。

途中で、看護師さんが

「お母さん、一回お手洗いに行っておきましょう!便が出るかもしれないから、今のうちに。ね。」

と、言うので、私もちょっと出そうな感じもあったため、トイレへ。

座るなり、再び陣痛キターーーーーーーーーーーーーー!!!

いたいいたいいたいいたい・・・・・ぶりっ。

あ・・・・・・・・・・・でた・・・・。(う●こ)

ふう・・・。

とりあえず、出すものも出て、陣痛の波が去っていったので、急いでトイレから出て、分娩室へ。

まだ、子宮口は全開ではないので、しばらく分娩代の上で待機。
その間も陣痛はやってきては引いていく。まるで波のように・・・。
陣痛の感覚もどんどん縮まっていき、この時の痛みと言ったら、今まで生きてきた中でダントツNo.1でした。

陣痛の痛みの流れを例えるなら…
生理痛→きつい生理痛→便秘でひどい時の痛み(元々便秘症なもんで)→〇%$★◇!!!!

とにかく、今までに経験したことがない未知の領域に足を踏み入れてしまった感覚でした。
痛みのあまり、獰猛になり、本当にこの痛みと決別できるのか、本当にこれがスタンダードな陣痛の痛みなのかもわかりませんでした。
みんな痛いんでしょうが、痛すぎて、自分が人より特別痛いのではないかとすら疑いました。

そしてこの痛みを耐えた先に、いよいよ恐怖と感動の出産が訪れるのでした。

次回出産へつづく。

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